ホクサイと飯さえあれば【スマホ漫画】
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この漫画は主人公の女子大生、山田ブン(本名は山田文子)が一人暮らしをしながら数々の料理を作る自炊マンガです。

以前サムライエースで連載されていた『ホクサイと飯』の8年前、ブンが漫画家になる前のお話となっています。

大学進学を機に上京し東京の下町、北千住で一人暮らしをはじめたブン。しゃべるぬいぐるみのホクサイも一緒です。

ブンはとにかく料理をすることが大好きで、アイデアのたくさん詰まった創作料理を次々と編み出していきます。

たとえば、空き缶で炊くご飯、魔法瓶で作る甘酒、ミートボール・スパゲティなどなど。

どの料理も非常においしそうでたまらないのですが、その料理をつくっている過程でのブンのとても楽しそうな様子もまた必見です。

この漫画は料理をすることの楽しさを伝えることをテーマとしているだけあって、料理を作っているシーンが丁寧に描かれています。

どの料理シーンもみているとだんだん料理がしたくなってきてしまうほどの影響力を持っていると思います。

また、作者である鈴木小波さんの独特な絵のタッチや表現で描かれる風景や食べ物が素敵で魅力にあふれています。

不思議なホクサイの存在も相まってちょっとした非日常感があり、その点で他の料理マンガとの違いが感じられます。

ただ食べ物がでてきたり、料理をする以外にも登場人物同士の掛け合いやゆったりとした雰囲気などこの漫画には色々な見どころが用意されているのです。

一味違う料理マンガを読みたいときはぜひこの本を読んでみてください。

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